前回の奮闘記の続きですう。
NTFSに変換した落とし穴とは!?
NTFSの標準クラスタサイズは4KBですの。
しかーし! WinXPに搭載されているNTFSコンバータは
自動的に512Bにダウンするんです!
おかげで32KB→512Bになった、デスクトップはパフォーマンスダウンですよぉ(泣)
ではなぜダウンしたのか?
クラスタサイズが小さいとクラスタギャップは小さくなりますが、
その代わりフラグメント(断片化)が起こりやすくなるからなんですぅ。
し・か・も、デフラグが恐ろしく時間がかかる!
それもそのはず、32KB→512Bになったことでクラスタの数が64倍に(T▽T)
フラグメントも少しのことで起きるんだしネェ。
NTFS変換後にはじめてやったら、12時間はかかったような…。
もーこんな状態じゃラチがあかない! 続きは明日!
<Point! クラスタギャップ>
例えばクラスタサイズが4KBのHDDで、1KBのテキストファイルを保存すると、
HDD上では4KBとして保存されます。
1つのクラスタには1つのファイルしか保存できないので、
この埋まらない隙間をクラスタギャップと言います。
ファイルサイズとディスク上のサイズが違うのもこのためなんです。
もちクラスタサイズが大きいほどクラスタギャップもでっかくなります。ハイ。
<Point! フラグメント>
AA | BB | CC | — | 例として左のようにファイルが保存されてるとします。 ファイルBを削除してファイルDを保存すると… このよーに分断されちゃいますの^^; |
AA | — | CC | — | |
AA | DD | CC | DD |
書き込みや消去を繰り返すことで本来連続した情報であるはずのファイルが、
ディスク内で細かく分断された状態をフラグメント(断片化)と言います。
<Point! デフラグ>
フラグメントが進むとファイルをロードするのに時間がかかるなど、
パフォーマンスが落ちてしまいます。
いつもより処理が重くなったなぁと思ったときがまさしくそれ!
デフラグはあちこちに散らばったファイルを整頓することメンテナンスツールで、
読み書きの速度や信頼性がアップするし、よく使うプログラムも速くなります♪
定期的にデフラグすることをオススメします~。
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